結論:デバイス別分析では、まずdesktop・mobile・tabletなどの構成比を確認し、次にセッションやエンゲージメントの差を見ます。差があったらページ、チャネル、期間を切り分けて「デバイスそのものの問題なのか、流入構成の違いなのか」を確認します。

デバイスカテゴリとは

Google Analyticsでは、ユーザーが利用した端末をデバイスカテゴリとして扱い、一般的にパソコン、モバイル、タブレットなどに分けて確認できます。これはブラウザ名やOS、具体的な端末モデルとは別の分析軸です。

最初に見る3つの数字

見るもの分かること単独で判断しない理由
アクティブユーザーどのデバイスの利用者が多いか訪問頻度までは分からない
セッション訪問量の違い行動の深さは別途必要
エンゲージメント率関与のあるセッションの割合流入元やページ構成に影響される

分析手順

  1. 構成比を見る:モバイル・PC・タブレットの利用量を把握します。
  2. 率を見る:エンゲージメントなどの差が大きいカテゴリを探します。
  3. 期間比較:差が一時的か継続しているか確認します。
  4. チャネルを分ける:広告・検索・SNSなど流入構成の違いを確認します。
  5. ページを確認:特定ページだけで差が大きくないか切り分けます。

「モバイルの数字が悪い」と即断しない

たとえばモバイルのエンゲージメント率がPCより低くても、モバイルには短時間で答えを得る検索流入が多く、PCには業務中の指名流入が多い可能性があります。この場合、デバイス差だけを原因とみなすと誤った改善につながります。

比較条件を揃える:同じ期間、同じ主要チャネル、できれば同じページ群で比較すると、デバイス差を解釈しやすくなります。

改善候補を探すチェックリスト

  • モバイルだけ主要ページの閲覧が急減していないか
  • 特定チャネルのモバイル比率が急に増えていないか
  • フォームやCTAが小さい画面で使いづらくないか
  • 速度やレイアウト崩れなど実機確認が必要な問題がないか
  • サンプルが少ないカテゴリを大きな差として扱っていないか

GAPocketで確認できる範囲

現在のGAPocket実装監査では、`deviceCategory` を軸に、アクティブユーザー、セッション、エンゲージメント率を取得する経路を確認しています。デバイス別の比較は、GAPocketと直接接続しやすい分析テーマです。

App StoreでGAPocketを見る

今回の監査から、ブラウザ、OS、端末モデル、画面解像度までGAPocketの専用画面で扱えるとは言えません。GA4一般で存在する分析軸と、GAPocketの確認済み画面は分けて考えます。

よくある質問

モバイル比率は何%なら良いですか?

一律の基準はありません。サイトの業種、ユーザー層、流入チャネルで大きく変わるため、自サイトの期間推移や目的別成果と合わせて判断します。

PCとモバイルで差があればUIが原因ですか?

可能性の1つですが断定できません。チャネル、ページ、ユーザー意図、計測条件などを切り分けてから実機確認へ進みます。

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参考資料