結論:流入施策やSEOの入口ページを評価したいならランディングページを使います。サイト内で閲覧されたページ全般の人気・利用状況を知りたいならページとスクリーンを使います。ページURLが同じでも、分析上の意味は異なります。

ランディングページとページレポートの違い

分析面数える考え方向いている問い
ランディングページ訪問時に最初に到達したページどの入口がセッションや成果を生んだか
ページとスクリーンセッション途中も含む閲覧ページどのコンテンツがよく見られたか

具体例で考える

検索結果から記事Aへ入り、記事Bを読み、料金ページCへ進んだセッションを考えます。この訪問のランディングページは記事Aです。一方、ページとスクリーンではA・B・Cそれぞれの閲覧状況を分析できます。Cの閲覧数が多くても、Cが流入時の最初のページとは限りません。

ランディングページ分析の手順

  1. セッション数:どの入口ページが多くの訪問を生んでいるか確認します。
  2. 流入チャネル:検索・広告・SNS・メールなど入口の背景を分けます。
  3. エンゲージメント:入口後に関与のあるセッションになっているか見ます。
  4. キーイベント:問い合わせや購入など重要行動への接続を確認します。
  5. 期間比較:施策前後や前年同期間で入口構成が変わったか見ます。

閲覧数が多いページをランディングページと呼ばない

ブログ記事や料金ページの閲覧数が多いからといって、それが主要な入口とは限りません。内部リンクから頻繁に移動されるページは、ページ閲覧数が多くてもランディングセッションは少ないことがあります。この2つを混同すると、SEO流入の評価とサイト内導線の評価が混ざります。

役割分担:閲覧ページ全般の分析はページ別分析の記事、入口ページはこのページで扱います。

チャネルと組み合わせる

ランディングページ単独より、「Organic Searchから記事Aへ入ったセッション」「広告からLPへ入ったセッション」のように流入文脈を組み合わせると改善判断に近づきます。流入元のスコープはユーザー獲得とトラフィック獲得の違いも確認してください。

  • 入口ページと全閲覧ページを混同していないか
  • セッション数だけでなく成果やエンゲージメントを見たか
  • チャネル別の構成差を確認したか
  • 流入後の導線に問題がないか
  • 期間・キャンペーン条件を揃えて比較したか

GAPocketで確認できる範囲

現在のGAPocketコード監査で確認できたページ分析は、`pagePath`と`pageTitle`を軸に、表示回数、アクティブユーザー、平均セッション時間などを見る経路です。これはページ閲覧分析と直接対応します。

一方、GA4の専用`landing page`概念を使ったGAPocketのランディングページ分析画面は今回の監査では確認していません。このため、この記事はGA4一般の分析方法とGAPocketの現在範囲を区別して説明しています。

よくある質問

トップページだけがランディングページですか?

いいえ。検索記事、商品ページ、フォーム、トップページなど、セッションで最初に到達したページなら入口になり得ます。

ページ閲覧数が多ければ良い入口ページですか?

それだけでは判断できません。ランディングセッション、エンゲージメント、キーイベント、チャネルなどを合わせて評価します。

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参考資料